javascript
javascript

3月19日(水)に3月例会「ヒト・ココロ・エナジーチャージ」を開催!

令和7年3月19日(水)、山梨県立大学池田キャンパスにて、3月例会(ヒト・ココロ・エナジーチャージ)を開催しました!本例会では、山梨の人口減少問題をテーマに、仕事・娯楽・出会いという3つの視点から議論を深めました。

パネルディスカッションには、5名のゲストをお迎えし、多様な視点で意見交換を行いました。

<ファシリテーター>
藤野宙志様(株式会社グッドウェイ代表)

<パネリスト>

天野さやか様(株式会社パピヨン代表)

Momoka様(山梨専門インフルエンサー)

小森直斗様(任意団体トップファンやまなし)

萩原亮君(有限会社ハギハラ工房代表・(一社)甲府青年会議所 理事長)

 

第1部:総務省による地域活性化予算の講演

まず、総務省 地域力創造グループ地域政策課 地域の元気創造推進係長 梅谷実聖様をお招きし、地域活性化に向けた予算やその活用事例についてお話しいただきました。

全国での活用事例を交えながら、どのように地域を盛り上げるか、今後のヒントとなる内容でした。

 

第2部:パネルディスカッション(テーマ:仕事・娯楽・出会い)

 

 

① 仕事 -「山梨でも自分のやりたいことができる!」を伝える工夫

就活生の多くは「都会の方が仕事の選択肢が多い」「山梨の企業の情報が伝わってこない」と感じがちです。

また、山梨を再就職先として考えたくても、オンラインでの企業説明会がなく、転職の障壁となっている現状があります。

Uターン就職を促進するには、企業がSNSを活用して積極的に発信することが重要だという意見が出ました。

📌課題📌

・企業は情報発信したいが、何をどう発信すればいいのかわからない

・情報化社会の中で都会に比べネットやSNSからえられる情報が少なく、オンライン説明会もあまり行われていない状況

・学生時代は視野が狭く、県内での就職を諦めがち

💡解決策💡

・各企業がSNSを活用し、若者に向けた発信を強化する 

・SNS等の発信の仕方について教える人材が不足している状況を逆手に取り、新たな若者の事業展開も考えられる。

・就活に入る前の時期から山梨の企業について知る機会を設け、就活先の一つとして興味を持ってもらう。

・山梨にも新しいことに挑戦できる環境があると伝えていく

 

② 娯楽 -「山梨でイベントを増やし、もっと楽しめる場所に!」

コロナ後、山梨の学生団体の活動が活発化しており、自分たちで楽しむ動きが生まれています。
特にイベント情報はSNSでの反響が大きく、若者だけでなく、子育て世代からの需要も高いことがわかりました。

📌課題📌

・「都市部の方がイベントが多い」という意識

・山梨のイベント情報が伝わりにくい

💡解決策💡

・ターゲットを明確にし、イベントの魅力を発信する

・SNSを活用し、イベント情報を効果的に届ける

・成功事例を参考にしながら、地域を盛り上げるイベントを増やす

🌟参考事例

「移住者向け婚活イベント」では、小規模な予算広告で申し込みが殺到し、山梨の魅力を県外の人に知ってもらう機会になった。

 

③ 出会い -「若者の恋愛・結婚離れをどうする?」

「若者が恋愛・結婚に消極的になっている」という課題に対し、議論が展開されました。
実際に話を聞くと、多くの若者が「結婚したい」と考えているものの、仕事やライフプランへの不安が障壁になっているようです。

📌課題📌

・仕事と子育ての両立への不安 

・若者のリアルな出会いの場の不足

💡解決策💡

・仕事と子育てを両立する先輩たちの実例を共有する

・趣味・関心ごとを通じた「自然な出会いの場」を増やす

🌟参考事例

(一社)甲府青年会議所では「湖衣姫コンテスト」「ベーコンフェスティバル」など、多くの人が集まれるイベントを企画しています!

 

第3部:グループディスカッション SWOT分析による課題整理

パネルディスカッションの最後に、山梨の強み・弱み・機会・脅威を分析し、今後の具体的なアクションについて参加者で整理しました。

○山梨の強み

・コミュニティ文化が根付いている

・観光資源がありイベントを開催する場が豊富

○山梨の弱み

・情報発信のノウハウが不足している

・企業や自治体が若者に向けた施策を打ち出しにくい

○山梨の機会

・コロナ後、学生団体の活動が活発化

・リニア新幹線の開通

・都会一極集中から地方移住の流れがきている

○山梨の脅威

・若者の県外流出が続いている

・少子高齢化が加速

今後の展開:10月例会に向けてさらに議論を加速!

今回のディスカッションを受け、今後はSTAY ONやまなしプロジェクトとして実行委員会を立上げ、月に1回のペースで話し合いを重ね、10月のイベント開催に向けて準備を進めていきます!

10月例会のコンセプト

✅ 流出が著しい若者が「参加したい!」と思える内容

✅ 地域を巻き込み、若者が企画する持続可能な内容を目指す

✅ 「仕事」「娯楽」「出会い」の3つの要素を融合

🌟 若者を中心とした『実行委員会 ✕ 地域産業(企業・特産物・伝統工芸) ✕ 行政』

この3者が協力し、山梨の魅力を発信するイベントをつくります!

 

📢 次回の活動もぜひご参加ください!

詳細は順次発信していきますので、ぜひチェックしてください!
一緒に「山梨の未来」を考え、行動していきましょう!

その一歩で、
君が変わる、
まちが変わる
一般社団法人甲府青年会議所は
2025年度入会募集しております
入会案内