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リニアネットワーク構築事業(第03回 中津川編)開催報告

参加メンバーの集合写真(甲府青年会議所・中津川青年会議所・飯田青年会議所)

一般社団法人甲府青年会議所は、2026年6月6日(土)岐阜県中津川市の中津川市ひと・まちテラスにて『リニア駅が“まちの価値”を決める―先行地域に学ぶ1DAYまちづくり実践研修―』を開催いたしました。今回は、中津川青年会議所と飯田青年会議所と3LOM合同で実施しました。

変化を実感する中津川のまちづくり現場を視察

今回訪問した中津川市では、リニア開業という歴史的な転換期を見据え、非常にダイナミックなまちづくりが着実に進行していました。

現地では、岐阜県駅(仮称)周辺の土地区画整理事業をはじめ、広大な駅前広場の整備、さらには周辺地域からのアクセスを飛躍的に向上させるための道路網の整備など、行政と地域が一体となったインフラ開発の現場を視察いたしました。刻一刻と姿を変え、新たな時代を迎えようとしている現地の雰囲気とスピード感に大きな刺激を受けました。

リニア中央新幹線 高架橋の建設現場

岐阜県駅(仮称)周辺の工事現場を視察するメンバー

講演・意見交換会:山梨と中津川市、飯田市が共有する「課題」と「強み」

甲府青年会議所 廣瀬明彦理事長による挨拶

リニアネットワーク構築委員会 丸山祐司委員長によるプレゼンテーション

視察に続き、現地の関係者の皆様をお招きしての講演会、および意見交換会を開催いたしました。議論を重ねる中で強く感じたのは、中津川市と飯田市と私たちの暮らす山梨県には、驚くほど多くの共通点があるということです。

・豊かな地域資源の保有
各地域ともに、美しい自然環境、豊かな御岳山系の恵み、歴史的な宿場町といった、世界に誇れる観光資源を有しています。

中津川市の歴史的な宿場町を散策する様子

宿場町内で懇談する参加メンバー

・直面する地方都市の課題
その一方で、二次交通の維持や、人口減少、若者の流出といった、地方都市特有の深刻な課題にも同じように直面しています。

「ただ駅ができるのを待つだけでは、街は変わらない。リニアという変化をどう活かすか」という現地の切実かつ熱い想いは、まさに山梨に生きる私たち自身の課題そのものでした。

中津川青年会議所・飯田青年会議所との意見交換会の様子

広域連携の形成に向けて

また、今回の意見交換において重要なテーマとなったのが、リニア中間駅を有する山梨県・長野県・岐阜県・神奈川県の4県による広域連携でした。

これからのリニア時代において、駅を持つ地域同士が、限られた観光客や人口を「奪い合う」のではなく、①自地域の魅力を徹底的に磨き上げること、②お互いの価値を認め合い伝え合うこと、③それぞれの地域を「つなぎ合う」関係性を築くこと、この3点であると話し合いました。

リニア中央新幹線は、単なる移動時間を短縮するための高速鉄道ではありません。これまで分断されていた人・産業・文化をダイナミックにつなぎ、これまでの想像の一歩先にある「新たな価値」や「新たな経済圏」を生み出す無限の可能性を秘めているように感じました。

今後の山梨のまちづくりへ活かすために

現在、山梨県駅周辺のまちづくりや地域活性化の議論が活発に行われていますが、今回得た知見をしっかりと各自で考え、甲府青年会議所としても提言や具体的な運動へと繋げてまいります。

地方が主役となるリニア時代の幕開けに向けて、私たちはこれからも変革を信じ、活動を続けてまいります。

開催概要

・事業名:リニアネットワーク構築事業(第03回 中津川編)
・担当委員会:リニアネットワーク構築委員会
・開催日時:2026年6月6日(土)12:50開会
・開催場所:中津川市ひと・まちテラス(岐阜県中津川市新町2-34)
・講師:中津川青年会議所