秋冷の候、甲府盆地を囲む山々にも、秋の気配が感じられる頃となりました。日頃より、一般社団法人甲府青年会議所の活動に、深いご理解と温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
9月11日、ベルクラシック甲府にて、9月例会(創立75周年記念式典)を開催いたしました。長崎幸太郎山梨県知事をはじめ、行政・関係諸団体の皆様、県内外の青年会議所の皆様、そして歴史を築いてこられたシニアクラブ会員の皆様にご臨席を賜り、心より感謝申し上げます。
式典は、現役会員による「練り込み囃子」で幕を開け、映像とともに75年の歩みを振り返りました。続いて、創立50周年の際に地域の皆様の思いを込めて封をした「タイムカプセル」を、25年の時を経て開封いたしました。当時の天野建知事が25年後の知事へ宛てた手紙は長崎知事に、当時の甲府市長、竜王町長、敷島町長からの手紙は樋口甲府市長、保坂甲斐市長に、それぞれお渡しいたしました。25年前に託された思いを、こうして直接お届けできたことを嬉しく思います。
お預かりしていた約1,200通の手紙は、順次郵送にてお返しいたします。当時のご自身や大切な方の言葉に、改めて触れていただければ幸いです。
また、ご来場の皆様から、甲府青年会議所への期待を「未来へのメッセージ」としてお寄せいただきました。あわせて「総合計画2026」を発表し、次の時代に向けた活動の方向性を共有いたしました。過去から受け継いだ志を、今度は私たちが未来へつなぐ。その責任と決意を新たにする式典となりました。
9月20日には、中高生が起業を体験する「ミライ共創事業」の事業報告動画を作成し、「株式会社ジブン」の12名が、支えてくださった皆様への感謝を自らの言葉と手紙で表現しました。
さて、10月1日から4日には、兵庫県神戸市で開催された「公益社団法人日本青年会議所 第75回全国大会 神戸大会」に参加いたしました。奇しくも本会の創立75周年と同じ「75」の節目を迎えた大会で、全国の仲間と志を交わしました。得た学びは、甲府のまちづくりへ確実に還元してまいります。
10月31日(土)に山梨文化会館 山日YBSホールにて、10月例会(株式会社ジブン事業報告会)を開催いたします。3月から歩んできた「ミライ共創事業」の最終章です。中高生たちは起業や資金調達を学び、クラウドファンディングで目標を上回る支援を集め、商品を販売し、企業の皆様に協賛をお願いし、シンガポールでの海外研修にも挑みました。当日は、12名一人ひとりがこの挑戦で学んだことと、将来山梨にどう還元していきたいかを自らの言葉で発表し、最後に株式会社ジブンを解散いたします。
失敗を恐れず挑戦し、自分の「やりたい」を形にしてきた中高生たちの経験は、これからの山の都を担う確かな力となるはずです。若者が変化を恐れず挑み、その経験を地域の未来へとつなげていく。この循環こそが、今年度スローガン「想像の一歩先へ~変化を恐れず、変革を信じ、未来を創る~」の目指す姿です。ご支援・ご協力をいただいた皆様には、ぜひ会場で、成長した彼らの姿を見届けていただければ幸いです。
75周年は、ゴールではなく新たな出発点です。これからも地域の皆様とともに、愛する甲府の未来を創り上げてまいります。朝夕の冷え込みが増す折、くれぐれもご自愛ください。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。