廣瀬理事長(以下理事長):本日はどうぞよろしくお願いいたします。
樋口市長(以下市長):こちらこそ、よろしくお願いいたします。
理事長:来年、甲府青年会議所ではリニア中央新幹線の開通を見据えた「まちづくり」に積極的に取り組みたいと考えております。先日、甲府市が開催した「未来のこうふまちづくりミーティング」にも参加し、甲府市の豊かさを追求するコンセプトやリニア駅周辺のデザイン案を拝見しました。ミーティングの中で「まちづくり」に向けて他の団体とも議論をしていくというお話もありましたので、ぜひ、第2回の開催時には、甲府青年会議所も議論に加わりディスカッションをさせていただければと思っております。
市長:ありがとうございます。多くの団体からも参加に向けた意欲的なお声を頂戴しておりますので、ぜひその際にはお申し込みください。特に、駅舎は今年度中に着工となり2031年に完成予定で、供用開始までは時間がかかるかとは思いますが、駅舎が見えてくると街の印象は大きく変わります。建設が進むなか、市民や各団体、県外の方々も含め幅広い意見交換を進めていくことは非常に意味のあることです。
理事長:ありがとうございます。今後、市民側も自分事としてリニアに関する議論を発信していく必要があると考えております。そのために、甲府青年会議所が各団体などと連携しながら「まちづくり」について提案できる場を設けていきたいと考えています。また、甲府青年会議所は、甲府市だけでなく甲斐市や中央市それに昭和町といった3市1町とも協力し、広域的な視点で活動を進めておりますので引き続きご協力させていただければと思います。
市長:甲府市も自治体間の広域連携を進めています。中核市の甲府市が中心に「連携中枢都市圏」を形成していて、「県央ネットやまなし」という愛称で9市3町が協力し、どの地域でも持続可能なサービスを提供できるよう目指しています。今後も一緒に力を合わせて、取り組んでいければと思います。
理事長: ぜひ、お願いします。交通網の整備について重ねてお伺いします。リニア山梨県駅開業に加え、山梨新環状道路や中部横断自動車道の全線開通など、広域的なネットワーク形成を踏まえた「まちづくり」についてはどのようにお考えでしょうか。
市長:現状では、甲府駅と山梨県駅を結ぶアクセスの主軸は平和通りを想定し、県と連携して整備を進めています。一方で、新山梨環状道路の北部事業化など、リニア開通に間に合わせるべく要望活動を続けています。道路交通網は「まちづくり」に不可欠ですので、複数の時間軸を踏まえた幅広い議論が必要だと考えています。

理事長:多角的な視点が必要になってくるのですね。そのような中、来年は甲府市市民憲章制定60周年を迎えます。甲府青年会議所が発端となった市民憲章ですが、時代の変化に合わせて見直す余地もあると考えています。リニア開通を見据えた「まちづくり」を視野に、新たなビジョンを反映し、改定に向けた取り組みも検討したいと考えております。
市長:市民憲章のバージョンアップは意義深い取り組みです。合意形成には時間がかかるとは思いますが、市民のための闊達な議論を期待しています。
理事長:ありがとうございます。また、来年は、甲府青年会議所が毎年実施している青少年事業の写生大会が50周年を迎えます。節目にふさわしい企画を検討中ですので、引き続きご協力をお願いできればと思います。

市長:子どもたちに絵画を描く機会やその題材を提供することは素晴らしいことです。開催地として、動物園のリニューアルは再来年の予定ですが、「こうふ亀屋座」や「小江戸甲府花小路」など魅力的な場所がありますので、50周年にふさわしい企画を期待しています。
理事長:ありがとうございます。来年は青年会議所の75周年でもあり式典にもご案内させていただきます。また、1月の新年会でも市長と交流できればと思います。最後になりますが、市長から甲府青年会議所に期待することをお聞かせください。
市長:リニアを見据えた「まちづくり」や、未来を担う子どもたちへの事業など、歴代の理事長の方々が築いてきた取り組みを、廣瀬理事長の体制でさらに発展させていただきたいと思います。その中では、甲府市の「未来のこうふまちづくりミーティング」への参画もいただきたいですし、写生大会など皆さんと世代が近い、子育て世代やその同世代を巻き込んだ事業に力を入れていただくことで、地域の発展に貢献いただきたいです。
理事長:ご期待に応えられるよう活動を展開していきたいと思います。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
