廣瀬理事長(以下理事長):本日はどうぞよろしくお願いいたします。
望月市長(以下市長):こちらこそ、よろしくお願いいたします。
理事長:来年度の甲府青年会議所の活動方針は、リニア開通を見据えた「まちづくり」をテーマに、開業に向けた地域の機運を高める活動を行いたいと考えています。今年度中にリニア山梨県駅の工事が着工予定で、甲府市でも先日、駅周辺のデザイン案が発表されるなど、開通に向けた動きも加速しています。その上で、甲府青年会議所は甲府市、甲斐市、中央市、昭和町など他の自治体とも広域で連携し議論を深めているところです。中央市として、リニア開通を踏まえた今後の取り組みがあればぜひお聞かせください。
市長:中央市でも、リニア開業を見据え、2024年に「まちづくりアクションプラン」を策定し、それに基づいて、「中央市まちづくり懇話会」を立ち上げました。重点促進区域など地域のゾーニングを設定しつつ、有識者を交えた議論を重ねています。2026年度には詳細を固め、甲府市との調和を図りながらも、中央市としてはどのような形の「まちづくり」ができるか、棲み分けを行って検討を進める方針です。
理事長:交通網の整備は大きな変化をもたらしますね。リニアに加え、中部横断道や新環状道路の完成で、移住やインバウンドの増加だけでなく、物流の変革も期待されます。特に、中部横断道が完成すれば太平洋と日本海を結ぶルートとして物流の要になるでしょう。中央市は交通アクセスに恵まれていますし、流通センターもありますが、産業面での構想はありますか。

市長:移住や定住だけでなく産業振興も重要なテーマで、リニア開通を地域経済の活性化に結びつけたいと考えています。中央市は、中央道、環状道路、そしてリニア山梨県駅に近いという強みがあります。このポテンシャルを最大限に生かし、チャンスを逃さない「まちづくり」を進めたいと考えています。
理事長:甲府青年会議所でもこうした議論を各自治体や各団体と連携して行い、地域の活性化に向けて盛り上げたいと思います。一方、地域といえば、甲府青年会議所は、未来を担う子どもたちに向けた青少年事業にも力を注いでいます。来年度は、子どもたち自身の「やりたいこと」を起点に、大人が伴走しながら夢の実現を支援する新しい取り組みを計画しています。そこで、中央市における子育て政策についてもぜひお聞かせください。
市長:子育て政策は私の一丁目一番地です。令和4年4月から給食費無償化を小中学校で実施しました。その後、令和6年4月からは0歳児から2歳児までの子どもを対象に保育料も無償化しています。また、18歳までの医療費無償化やICT教育の推進など、教育環境の整備にも力を入れています。
理事長:私も認定こども園で副園長を務めており、中央市の支援は非常に手厚いと感じています。
市長:今後、国の制度改正にも期待しています。来年4月から小学生給食費の無償化が行われれば、自治体負担が軽減され市でもその分をさらに幅広い支援に充てることができます。

理事長:ますます地域の活性化にもつながりそうですね。望月市長は、甲府青年会議所の写生大会でも毎年、表彰式などにお越しいただいており、誠にありがとうございます。来年は写生大会が50周年を迎えますので、節目にふさわしい大きな企画を検討しています。
市長:地元のお子さんたちも出品させていただき、表彰も受けたりしていて非常に喜ばしいことです。今後も楽しみにしています。
理事長:来年は甲府青年会議所が75周年を迎えます。また、1月の新年会の方も、あらためてご案内いたします。最後に、甲府青年会議所への期待をお聞かせください。
市長:地元に対する地域貢献にご尽力いただき感謝しています。ぜひ、これからも挑戦を続けていただき、地域の課題に向き合って若い力で地域の活性化を進めてください。そういった観点で、引き続き、ご協力いただければと思っております。
理事長:ご期待に応えられるよう活動を展開していきたいと思います。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
