5月理事長所感
新緑の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。日頃より(一社)甲府青年会議所の活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございました。
2025年度の活動も早いもので4ヶ月がたちまして。この4ヶ月の間に様々な例会、事業を行ってきましたが、本年度は私自身、「全ての委員会が地域に発信し、地域と協働する事業系の委員会である」という心構えを持ち、地域の皆様や著名な講師をお招きして議案を構築してまいりました。その中で毎回難しいと感じるのは「動員」です。どれだけ良い例会、良い事業、講師や内容が素晴らしかったとしても、参加する会員や地域の皆様の参加が少なければ、その素晴らしさは伝わりません。本年度に限った話ではありませんが、まずは私を含めた理事役員が背中を見せ、会員の皆様に「参加をすれば必ず持ち帰る財産がある」ということをしっかり根付かせる取り組みを行っていかなければならないと感じました。
さて、4月を振り返りますと第02回湖衣姫コレクションの開催と第51回信玄公祭り甲州軍団出陣への参画が最初の山場でした。湖衣姫コレクションでは一次審査として書類審査を行い、公開で行った2次審査を経て、170名の応募があった中から7名のファイナリストを選出しました。最終審査では、信玄公まつり前夜祭として一翼を担い、舞鶴城公園内の特設ステージでグランプリ1名、準グランプリ2名を選出することができました。審査員としてステージから見た観客席には1000人を超える観覧者が駆けつけてくださり、地域に根付いたイベントを甲府青年会議所が担う誇りを感じることができました。翌日の甲州軍団出陣では、40名の仲間と共に山の五番隊、原美濃守虎胤隊として出陣をさせていただきました。甲府青年会議所は第1回から出陣をさせていただいています。世界一の武者行列に長きにわたり団体として参加できる幸せと感謝の心を噛み締めながら、堂々と勝鬨を上げることができました。
例会としては4月例会(創立記念)を開催しました。冒頭、甲府青年会議所伝統の練り込み太鼓と日本航空学園太鼓部の演奏で創立をお祝いし、山梨県知事の長崎幸太郎 様よりご祝辞をいただきました。本例会のテーマは「甲府青年会議所は何を期待されているのか」を議論する場として、各方面でご活躍されている有識者をお招きしてパネルディスカッションを行い、甲府青年会議所の未来についてシニア会員と現役会員が一緒になって考える機会となりました。
5月は、地域の子どもたちを対象とした「第49回山の都親子写生大会」を開催します。舞鶴城公園から見える風景や石垣にそびえ立つ建物を題材に、親子で交流する大切さを再認識する機会を提供したいと考えています。デジタル化が進む現代だからこそ、直接的な人とのつながりが地域の活力を生むと確信しております
最後になりますが、季節の変わり目でございますので、皆様におかれましてはどうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。引き続き、甲府青年会議所の事業、例会にご期待いただけると幸いです。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願いいたします。
君が変わる、
まちが変わる
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