第2回レポート

9月13日（土）から14日（日）にかけて、子どもたちが“好きなこと”“得意なこと”を体験を通じて発見する1泊2日のプログラム「お泊りスクール☆遊びの時間割」を開催しました。

舞台は廃校を活用した宿泊型体験施設「こども・ふれあい ゆめ空間」。子どもたちは、仲間とチームを組み、遊びを通じた多様な授業を次々に体験しました。

【1日目】ワクワクのスタート！ドローン・宝探し・BBQ・ゾンビきもだめし

午後から始まった1日目の最初の授業は「ドローン体験」。飛行の仕組みや操作方法を学びながら、子どもたちは実際にドローンを操縦し、その浮遊感を楽しみました。

続く「宝探し」では、宝の地図を見ながら、チームで協力して、BBQの材料が書かれたカードを探しました。

夕方には全員でBBQ！自分たちで食材を焼く体験をし、美味しいお肉や野菜に大満足。夜はこの日限定の「ゾンビきもだめし」の授業。子どもたちが自ら特殊メイクを施し、“ゾンビ”として暗闇の校舎に隠れ、大人たちを待ちました。暗闇から大量のゾンビが現れ、大人たちの悲鳴が校舎の外まで漏れていました。

「かじかの湯」での入浴後は、チームで一日を振り返りながら「就寝準備」。興奮冷めやらぬまま、静かに1日目を終えました。

【2日目】好奇心フル開放！eスポーツ・マンガ・ボイパの世界へ！

翌朝は、7時から「スッキリ！モーニングダッシュ」で部屋の片付けと荷物整理を元気にスタート。朝食を終えたら、いよいよ2日目のプログラムへ！

🎮 eスポーツ授業

　プロ仕様の機材を使ってゲームの世界へ！集中力や反射神経を競いました。

✏️ まんが入門

　絵が苦手な子も夢中に！みんなしっかり集中して取り組みました。

🎲 ボードゲーム授業

　戦略・発想力・チームプレイなど、多くの力が試されました。

🎤 ボイスパーカッション授業

　音楽室でリズムと発声の世界を体感！“声だけで奏でる音楽”に興味津々でした。

2日間の「遊びの時間割」を通じて、子どもたちは思いきり遊びに没頭しながら、それぞれの遊びで著名な“先生”たちから多くの刺激を受けていました。

学校の授業のように見立てられたプログラムを通じて、子どもたちは自然と主体性を発揮し、自分の「好き」や「得意」と出会うきっかけを得たように思います。

この2日間の経験が、子どもたち一人ひとりの将来への一歩となることを願っています。

次回予告

次回の「遊びの学校」では、これまでの体験をもとに、自分の将来の夢について深く考え、調べ、夢への道筋をポスターにまとめる“研究授業”を開催します。遊びの中で芽生えた興味や関心が、次のステップへとつながります。どうぞお楽しみに！