【第51回 信玄公祭り 前夜祭】

湖衣姫コレクションが華やかに開催されました。

令和7年4月5日（土）、第51回信玄公祭りの前夜祭として、「湖衣姫コレクション」が18時より舞鶴城公園自由広場にて盛大に開催されました。

「湖衣姫（こいひめ）」とは、戦国時代に武田信玄公の側室として知られる女性であり、その美しさや聡明さから“信玄の心の支え”とも言われた存在です。信玄公祭りにおいても湖衣姫は重要な役割を担っており、祭りを彩る象徴として多くの来場者の注目を集めています。

本イベント「湖衣姫コレクション」は、信玄公祭りの湖衣姫役として登場するだけでなく、1年間を通して山梨県の観光PRイベントなどにご参加いただく“山梨の顔”を選出する公開審査会です。

「湖衣姫コレクション」のオープニングアクトとして、山梨県出身の書道パフォーマー 玲奈（れな）様による書道と音楽と動きの融合された書道パフォーマンスで開幕を盛り上げていただきました。

当日は、選抜された7名のファイナリストが、それぞれ伝統美あふれる華やかな着物に身を包み、舞台に登場。湖衣姫としての振る舞いや表現力、そして山梨への熱い想いをスピーチや所作を通じて披露しました。審査では、衣装の着こなしや立ち居振る舞いはもちろん、発信力や人柄など、多方面からの評価が行われました。

今回から審査員の構成も一新され、従来の5名から9名に増員。より多角的かつ公平な審査体制が整えられました。中には、別のミスコングランプリ受賞経験者も審査員として参加しており、経験に裏打ちされた視点からの審査が注目を集めました。

また、当日の様子はYBS山梨放送の「ててて！TV」にて生中継され、NHKをはじめ多くのマスメディアでも大々的に取り上げられ、県内外からの関心の高さをうかがわせました。

観客席からは温かい拍手と歓声が送られるなど、会場は終始和やかで感動的な雰囲気に包まれていました。

厳正なる審査の結果、以下の3名が受賞されました。

• グランプリ：志村 幸花（しむら さちか）さん

• 準グランプリ：雨宮 凛果（あめみや りんか）さん

• 準グランプリ：小屋敷 侑（こやしき ゆう）さん

グランプリに輝いた志村さんは、今後1年間にわたり山梨県のさまざまな観光PR活動に参加し、県の魅力を全国に発信していきます。準グランプリに選ばれたお二人も、地域イベントや広報活動に携わり、観光大使としての役割を担っていく予定です。

「湖衣姫コレクション」のフィナーレとして花火も打ち上げられ、今後活躍していくグランプリ・準グランプリの3名を祝福しているかのように鮮やかに夜空へ打ち上げられていました。

グランプリ・準グランプリの3名のご活躍に、どうぞご期待ください。