2月理事長所感
向春の候、皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
まずは先月の1月14日に開催いたしました1月例会(新年会)には多くの行政、関係諸団体の皆様、歴代理事長をはじめとします甲府青年会議所シニアクラブ会員の皆様にお越しいただきまして誠にありがとうございました。何かに制限をされることなく、皆様が交流されている姿を目の当たりにして、無事に開催できてほっとした気持ちと、ひとえにご参加ご協力いただいた皆様への感謝の気持ちで一杯です。
さて、新年会の所信表明でも触れさせていただきましたが、私の思う青年会議所とは「スピード感」と「情熱」です。私たちのように地域の問題解決や活性化に取り組む団体は多く存在しています。ではその中でも青年会議所のセールスポイント、要するに差別化できているものはどんなものだろうかと考えた時に前述の二つが挙げられます。誰よりも、どこよりも早く課題を見つけ、実際に行動に移すスピード感。損か得かなどという考えは捨てて、地域のために、誰かのために果敢に挑む情熱。「どうにか」「どうしても」「もっと良くしたい」「なんとかしたい」そう強く思って活動するからこそ、笑いがあり、涙があり、時には衝突して心を震わせる情熱が生まれ、何かを達成した時に得られる成長が計り知れない団体だと自負しています。AIやロボット技術の進歩によって便利な世の中になった一方、今まで人にしかできなかったことも技術の発展により「奪われている」という見方もできる時代となってきました。AI、ロボットに真似できないものは感情であり、何かをより良くしようとする「情熱」です。その「情熱」を得られる場は青年会議所しかない。そんな団体に昇華できるように日々の活動に取り組んでまいります。
いよいよ2月から本格的に地域や会員に向けた事業例会が始まります。昨年度の会員増強により、大きな力をいただいて活動することになりますが、その力も導き方次第では得られる推進力が小さくなってしまいます。そのようにならないためには「やらされる組織」ではなく、「率先して行動し、成長する組織」となるように私を含めた理事役員が背中を見せることが必要不可欠です。一歩を踏み出すことで自分を、相手を変えることができるのだということを心に刻んで、限りある日々を全力で青年会議所活動に邁進してまいります。引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
君が変わる、
まちが変わる
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