理事長所感

理事長所感(4月)

2月とは打って変わって寒い日が続いた3月が終わり、徐々に日差しの温もりに癒される日が増えて4月を迎えました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。花粉症なども辛い季節ですのでご自愛ください。

さて、先日の信玄公まつり実行委員会総会において、今年度の信玄公まつりが延期となることが発表されました。理由としては、本来開催していた信玄公の命日にあたる春開催に戻してほしいと多くの地域住民からの要望があったようです。春生誕の私としては、今年度理事長であるうちに信玄公まつりで乗馬して甲府の街を闊歩できなかったのが残念でなりません。今年度の委員長にお願いしてどこかで馬に乗せてくれるよう頼んでみようかなと画策しております。

さて、私の与太話はこれくらいにさせていただきますが、3月も多くの活動を行ってまいりました。例会では「山の都彩広フォーラム」と題し、山の都の魅力はなにかを考え深堀していく例会を行いました。私は、この山の都の魅力は食文化や住文化、土地にまつわる風土や歴史など様々あると誇らしく思っております。そんな誇りを“彩”という言葉で表現しており、我々甲府青年会議所では、この彩を広く地域内外に発信していきたいと考えています。今年度は山の都の歴史に焦点を当て、山の都の地域住民のみならず県内外多くの方に山の都の歴史や文化を知ってもらいたいと考えています。山の都にお住まいの方は知られざる歴史や文化が深堀され更にこの地域を好きになってもらい、山の都以外にお住まいの方には彩広事業を通して山の都を知ってもらい、いつか山梨に訪れてみようという契機になれば幸いです。

また、3月は甲府駅南口にて献血の街頭PR活動を行いました。実は献血のPR活動を行う1週間ほど前に会員向けに献血セミナーを行い、山梨県赤十字血液センターの皆様から献血の知識を教えてもらい、理解や知識を深めてから活動に臨むことができました。毎年やっていることですが、毎年新たな発見や気づきが生まれるのは良いことですね。駅前でPR活動をすることで、多くの皆様に献血ができる場所をお伝えすることができました。今じゃなくてもいずれ献血のティッシュをもらった方の中から「・・・そういえばあの時。」と献血を思い出すきっかけが作られ、自ら進んで献血を行う方が増えれば我々の活動も報われるとしみじみ感じました。やはり青年会議所は、池に落ちた人を救うのではなく、池に落ちないように池の周りに柵を立てて注意喚起することが必要な団体であると再認識しました。(無論、池に落ちている人がいれば助けますが例え話として。)

その他に、今月も会員拡大委員会による異業種交流会が行われました。シミュレーションゴルフをしながら楽しく飲食することで、初めての方でもすぐに打ち解けられる雰囲気があります。もしこれを読んでいる皆様方の周りにご興味がある方がいれば、是非ゴルフをしながら、ビジネスや地域振興、青少年育成事業などの話をしてみてはいかがでしょうか。大げさに言えば、人生が変わる出会いがあるかもしれません。私も青年会議所と出会い、自分の人生の彩が7色くらいだったのが、今では100色を超える彩に満ちているような気がしてなりません。毎日の新たな発見と喜び、そして豊かな人生を送るための人生設計として、青年会議所に触れてみるのはいかがでしょうか。

結びとなりますが、今月からいよいよ「山の都彩広事業」「グリーンネクスト事業※青少年育成事業」が始まります。是非詳細は、甲府青年会議所のHPや公式LINEから情報を確認してみてください。何事を始めるのも春が吉ですね。春の訪れとともに皆様方にとって良い出会い、素晴らしい体験、心満ち溢れる幸せが訪れることを心よりご祈念申し上げ今月の理事長所感とさせていただきます。今月の甲府青年会議所の活動にご期待ください。